段階をふむ不妊治療

皆さん一回は耳にした事があると思う不妊治療ですが、知識を持っている方は少ないかと思います。まず最初に不妊症とは、定期的な性行為をしており、なおかつ避妊等をしていないのに2年以上妊娠しない場合の事を言います。

統計的に10組に1組の夫婦が不妊で悩んでいるという事実があります。不妊症の原因が分からなければ不妊治療をする事もできません。不妊症の原因の48%は男性にあるという事が現代の医学にて解明されました。なので、不妊治療は夫婦のどちらかが原因だと追い詰めたり、責めたりするのではなく、夫婦共に理解を深め合い治療に専念していく事が前提だと考えます。

典型的な治療方法としてはいくつかあります。一つ目がタイミング法です。タイミング法は原因不明の不妊に用いられます。二つ目は人工受精です。三つ目が生殖補助医療技術(ART)です。四つ目が卵管鏡下卵管形成術(FT)です。五つ目が排卵誘発、黄体維持です。六つ目がクロミフェン療法です。七つ目がゴナドトロピンです。以上のようにいくつかの治療法から自分に合った治療法を選び治療していくのです。ここ最近では男性の不妊症治療も進んでいるのでいろいろな可能性を辿っていくことが大切です。