訪問整体サービスを始めるために必要な資格や手続きは?

自宅にいながら好きなときに整体を受けられる訪問整体サービスが人気です。
整体師として働くにあたって、需要が増えつつある訪問整体に目を向ける人も多いのではないでしょうか。
今回は、必要な資格や手続きについて詳しくご紹介します。

整体師になるための資格について

整体に関係する資格にはさまざまなものがありますが、「柔道整復師」や「あん摩マッサージ指圧師」などの国家資格とは違い、整体師は民間資格です。
しかし、訪問整体サービスを始めるにあたって、筋肉や骨格など人体に関する知識や施術の方法を学ばなければなりません。
そのため、資格を取得したあとは系列の整体院などで経験を積んでから開業するというのが一般的な流れです。
民間資格を取得するためには、専門のスクールに通うか通信制のスクールを利用し、技術や知識を身に着けていきます。
本格的な技術を基礎から学びたい場合は、半年ほどかかるカリキュラムが用意されているスクールがおすすめです。

独学でも整体師になれるのか?

整体師は国家資格ではないので、独学での取得を考える人も多いでしょう。
スクールに通う場合も通信講座を受講する場合もそれなりの費用がかかるため、自分で専門書を買って勉強したいと思えば、できないわけではありません。
しかし、やはりスクールに通って勉強してから開業した人と比べると、さまざまな体の異変に対して適切な対処ができない可能性が高くなるでしょう。
どうしてもスクールに通ったり通信講座を受けたりするのが難しい場合は、整体サロンなどで働きながら、技術や知識を身に着けていく方法がおすすめです。
給料をもらいながら経験を積めるのは大きな魅力でしょう。
働きながら、リーズナブルな通信講座などを受講して学びを深めていくという方法もあります。

訪問整体を名古屋市で受けたい方へ

訪問整体を始めるにあたっての開業手続きは?

国家資格である柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師、鍼灸師として開業する場合は、役所に開業届けを提出しなければなりません。
しかし、整体師は国家資格ではないので、開業するためには事業登録申請書を提出するだけで済みます。
開業届けには「開設届け」と「出張届け」の2種類があり、管轄の保健所によって必要な書類の書式が異なるので事前に確認しておきましょう。
そのほか、住民票や印鑑などが必要になることもあるため、保健所に問い合わせて何をそろえておけばよいのか確認してください。