眼科選びの際に気をつけたいポイントとは?

通いやすいかどうか

眼科選びに迷った際、どのようなポイントに気をつけたらよいでしょうか?
まず、通院を考えた場合、通いやすい場所にあるかどうかが大前提となります。「通いやすい」というのは人によってその環境によっても違うため、ご自宅からなのか?、勤務先からなのか?、学校からなのか?などを考えて決定しましょう。また、近さといった距離だけではなく、車で行きやすい場所にあるとか、電車の最寄駅から近いとか、バスで行きやすいなど交通の便も合わせて考えるようにしましょう。
さらに、診察日や診察時間なども事前によく調べて決めるようにしましょう。通いやすい場所や交通の便が問題なかったとしても、自分の都合と診察日や診察時間が合わなければ行きたくても行けなくなってしまいます。こうしたポイントをまずはおさえて決めるようにしましょう。

自分の話をきちんと聞いてくれるかどうか

目の具合が具体的にどうなのか?治療はこの先どのようにして行なっていくのか?など、詳しく教えてくれる眼科医もいますが、それがあまりに一方的に話すだけでは良いコミュニケーションだとは言えません。患者さんの話や質問などにしっかり答えようとせず、処方してすぐに終わりという眼科医は避けた方がよいでしょう。
患者さんの質問や要望に親身になって聞いてくれる眼科医やそのスタッフは、それだけで安心でき、治療もスムーズに進んでいきます。話し上手より聞き上手な眼科を選ぶようにしましょう。

眼科専門医かどうか

眼科選びの際に重要になってくるのが、その医師が眼科専門医かどうかということです。眼科専門医は5年以上の臨床研修経験がある者か、厚生労働省が定めた施設で6年以上の臨床経験を持っている医師またはその専門医認定試験に合格した医師だけに与えられる、日本眼科学会認定の学会会員のことを指します。
この資格を取得し続けるためには5年ごとに更新しなければならないので、眼科のエキスパートを選ぶ一つの判断材料にはなるでしょう。こうした眼科専門医は日本眼科学会のサイトからも閲覧することができるので、ご自分の住む都道府県にどんな医師がいるのか確認してみるとよいでしょう。
また、目の治療というものは経過観察が必要になってくるものなので、症状が治まって終わりということではなく、定期検診にも力を入れて取り組んでいる眼科を選ぶようにするとよいでしょう。

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