慢性的な疲労は病気につながる可能性があるってホント?

慢性疲労が引き起こす危険なものと病気とは?

年齢を重ねるごとに、これまで以上に疲れが取れないと感じていたり、ちょっとしたことで疲れやすくなったと実感している人は多いです。しかし、朝起きてもなお疲れが残り、その疲れの理由がハッキリしていない場合には慢性疲労である可能性があります。
慢性疲労とは6ヶ月以上に渡って疲労が続き、一晩寝ても疲れが解消しない状態のことを指します。現代の日本人の約3人に1人の割合で慢性疲労を抱えており、問題となっています。その要因はIT化が進んだ社会にあるとされており、肉体的疲労に加えてテクノストレスを抱えることが多くなってきてからと言われているのです。
慢性疲労になると作業効率の低下、思考力の注意力の低下が見受けられるようになります。気を抜いた瞬間に思わぬ事故となってしまうケースも考えられるので、十分に注意しなければいけません。慢性疲労が続いてしまうと事故を引き起こす原因になるだけではなく、放置しているとうつ病や生活習慣病などにつながる恐れもあるので注意が必要です。

慢性的疲労は疲れの連鎖で重くのしかかる

慢性疲労として感じる疲労感は内臓の疲れ、自律神経の疲れ、精神的な疲れ、肉体的な疲れの4種類に分類でき、それぞれ実は互いに影響し合って悪循環を引き起こしています。疲れた場合、エネルギーを蓄えるために高エネルギーの食べ物を摂取する人が多くいますが、これが負の連鎖の始まりで、高エネルギー食によって内臓に疲れが溜まってしまい、夜中まで消化活動を行ってしまいます。
そうなると大脳が眠れなくなって睡眠の質が低下し、休息と活動のスイッチの切り替えがうまくいかずにストレスを抱えることになります。そしてそのストレスは振り出しに戻るように過食や過度な飲酒を引き起こし、疲労の悪循環を作り出してしまうのです。出口が見えない疲れの連鎖が慢性疲労につながります。

慢性疲労を引き起こさないためには?

疲れの負の連鎖により起きてしまう慢性疲労は、「疲れを生まない」ことが解消することにもつながります。最初に必要になってくるのは質の良い睡眠です。毎日7~8時間の睡眠時間をできるだけ作るようにし、その睡眠を支えるために食べ過ぎや早食い、食事を抜くことなどはしないようにしましょう。
また、運動も大切で疲労体質になりにくい身体にしてくれます。1日5分以上のストレス解消をする時間を作り、心と体をリセットしていくと疲れを残さずに翌朝スッキリとした形で起きることができます。
慢性疲労はすでにかかっている病気を知らせているものである可能性も高いです。放っておかずに解消法で疲れが取れなかった場合には、整骨院を活用してみましょう。

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