季節の変わりめの風邪に注意

季節の変わりめは風邪を引きやすい

季節の変わりめは、風邪を引いてしまう人が多いです。どうして季節の変わりめになると風邪を引きやすくなってしまうのでしょうか。

まずは、気温の変化があります。昼間と朝や夜の気温に差が出てしまうので、体温調整がうまくできなくなり、体調を崩しやすくなってしまうのです。朝晩と日中の寒暖差に気をつけるようにすることで、体調を崩しにくくなるでしょう。さらに、季節の変わりめには、服装選びで風邪を引きやすくなることがあります。薄着にし過ぎてしまって寒くなったり、反対に厚着し過ぎて体温調整がうまくできなかったりということで、体調を崩しやすくなるのです。外の気温と室内の温度の差も体調不良の原因となりますので、調整しやすい服装で過ごす必要があります。

郡上市の内科と言えば医療法人社団福寿会です

自律神経のバランスが乱れやすい

自律神経のバランスは、季節とも関係しています。冬になると交感神経が優位になりやすく、春になって温かさが出てくると副交感神経が優位になります。交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできないと、体調を崩しやすくなると言われているので、普段から自律神経のバランスが整う生活を送るようにしましょう。自律神経のバランスが乱れると、免疫力も低下しやすくなり、風邪を引きやすくなってしまいます。

風邪を引いてしまったら

風邪を引いてしまったら、すぐに病院を受診しても良いのですが、まずはしっかり休むことと栄養をとることをおすすめします。体調が悪いと感じているのに、無理に学校や仕事に行ってしまうと、症状が悪化してしまうことにもなりかねません。しっかりと身体を休めてあげることで、薬を飲まなくても治る場合もあります。食事に関しては、消化の良いモノを食べるようにしましょう。タンパク質とビタミンやミネラルは不足しないように摂取してください。水分補給も重要です。特に熱が高いと脱水症状になりやすいので、水分補給のために経口補水液を用意しておくと良いでしょう。風邪を引いた時は、身体を冷やさないように注意してください。身体を温めることは、ウィルスを退治するためにも重要です。手首や足首、首を温めてあげることがポイントです。熱がある場合は、お風呂は入らないほうが良いですが、熱が無い場合で、体力的にも身体が動かせそうなら、湯船にゆっくりとつかることも初期の段階の風邪治療に良いと言われています。しっかり休息しましょう。