病院も大きな病院から地域の病院へという流れがある
病院と言えば大きな総合病院から町医者とも呼ばれる地域の個人医院まであります。
総合病院等は国の方針もあり地域の医療機関へと促しており、紹介状がないと受診できない事がほとんどです。
かかりつけ医を持つ様にとも国も推進しているのですが、何かあった際に相談できる医療機関を持っておく事は生活を送る上でも安心と言えます。
特によく相談する機関としては内科が多いですが、地域の個人医院は医師免許を持っているからと言っても腕に差があります。
内科にとって腕とは手術技量ではなく観察力や診察力と言えます。
選ぶ際には通いやすさや駐車しやすさもありますが、選ぶ患者側も信頼できる医院を見つける上で必要な視点を備えておく事も重要と言えます。
診療科目が多すぎる医院は検討要す
街中でも医院の紹介看板を目にする事もあるでしょうが、内科以外に皮膚科やアレルギー、整形外科や眼科と診療科目が多い場合はどう思うでしょうか。
沢山診てもらえるので助かると思う方もいますが、逆に専門性が高くないとも言えます。
診療科目を掲げる際のルールは特にはなく、医師免許を持っていたら、特に専門的な経験を積んでいなくても掲げる事もできます。
一般的に医師国家試験に合格すれば研修医として働き、病院で自分の道を選んで技術や経験を医師は積んでいきます。
今まで眼科医として働いていて、開業したら経験を積んだ事のない内科を掲げても特に問題はありません。
背景はそれぞれあるでしょうが、多くの診療科目を掲げている医院は、その一つ一つに専門性が高いのかは疑問符がつきます。
専門医資格の有無は必要
必ずという事はありませんが、その医師が専門医資格を有しているかいないかで信頼度も変わってきます。
専門医資格は特定の条件を満たし、研修も受けており専門性が高い医師である証です。
診療科目に内科以外に専門医資格の表記があると、必ずとは言えませんが一般的な医師より当たりを引く確率は高いと言えます。
その医院の医師が今まで何を経験してきたのか
内科は全国の医院の中でもトップの多さです。
しかし内科といっても実は神経内科や血液内科等非常に細かく分かれています。
内科に行く場合の多くは咳が止まらない事や風邪、胃腸の不具合等幅広くあるでしょう。
咳なら呼吸器内科、胃腸なら消化器内科等になります。
開業医では総合内科という形で咳も胃腸も風邪も診察を受けれる様に表記していますが、自分の症状や悩みに合わせた出自である医師に診てもらう事が症状緩和を早期にできる確率も高まります。