なるべく自宅から近い内科を選ぶようにしましょう
病気になってしまった時や、体に不調を感じた時に、何でも気軽に相談することができる医師がなるべく自宅近くにいれば安心です。このような医師は、普段から患者さんの健康状態をわかってくれているため、もし入院が必要になってしまったり、検査が必要となってしまった場合は、専門の医師がいる大病院へも紹介してくれます。
また、小さなお子さんやお年寄りが家族でいらっしゃる場合、頻繁にそして定期的に通院することもよくあるため、自宅からなるべく近くにあって、通いやすいことが重要になってきます。
自分とウマの合う内科医師を選ぶようにしましょう
かかりつけ医というのは、何でもすぐにそして、気軽に話せることが大前提となるため、相性の合わない医師より、相性の良い医師を選ばないといけません。初めて行く病院やクリニックではその医師と気が合うかどうかはわからないので、何度か通院し、実際に会話を行なう中で、何でも話しやすい医師を選ぶとよいでしょう。また、こうした内科のかかりつけ医とは普段からの信頼関係が非常に重要になってきます。前述の通り、入院や検査で大病院や専門医を紹介された場合は、後日、その病院や医師からどのような検査や診断結果を受けたかをきちんとかかりつけ医にも説明するようにしましょう。こうした気遣いが信頼関係を強めていくからです。
患者さんに親身になって応えてくれる医師を選ぶようにしましょう
気軽に相談には乗ってくれても、わかりづらい説明をしたり、はぐらかすような説明をしたりする医師は信頼関係も生まれづらくなってしまいます。また、難解できちんと把握できない説明では、のちのち誤解も生じやすくなってしまうため、こうした医師は避けた方がよいでしょう。
患者さんの話にしっかり耳を傾け、専門用語ではなく、わかりやすい言葉で説明してくれる医師は、患者さんの体調や健康状態の把握もきちんと行なってくれます。さらに、患者さんの言うことに右習えではなく、その患者さんのためにしっかりと正しいことを伝え、ときに悪い習慣などを指摘し、叱ってくれるような医師の方が安心できます。このような医師を選ぶようにしましょう。
内科のかかりつけ医はひとつじゃありません
家族全員が通院できるかかりつけ医があれば、その方が何かと便利なのは間違いありません。ただし、小さなお子さんやお年寄りがいるご家族など、すべての患者さんに対し、的確な治療のできる医師が少ないことも事実です。内科医師でもこの分野に強いといった専門分野がそれぞれあるため、かかりつけ医はあまり一つの内科に限定せず、家族一人一人に合ったところを選ぶようにしましょう。