三大栄養素とは

人間が生きていくために欠かせない栄養

三大栄養素とは「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」の3種類の栄養のことを指します。これらは人間が健康的に生きていくために欠かせない栄養素です。三大栄養素の中でも特に重要なのが炭水化物です。炭水化物は私たち日本人が毎日食べるご飯をはじめとして、パンや麺類、じゃがいもやさつまいもなどのイモ類も炭水化物に分類されます。また、砂糖や果物も炭水化物です。
たんぱく質は人間の筋肉や髪の毛、爪などを作るために必要な栄養素です。たんぱく質に分類される食べものは肉や魚をはじめとして、大豆、牛乳、卵などがあります。脂質は体内の細胞膜や臓器を保護したり、ビタミンの吸収をうながす、寒さから身体を守る役割をもっています。脂質は肉や魚の脂(動物性脂肪)やサラダ油、ゴマ油などの植物油、オリーブオイル、ヤシ油など(植物性脂肪)に豊富にふくまれています。

炭水化物を食べすぎる日本人

日本人はアメリカ人やヨーロッパ人などの西欧諸国の人たちと比べて炭水化物を摂りすぎていることが明らかになっています。日本人のみならず、韓国人や中国人など、ほかの地域のアジア人も炭水化物過多の傾向にあると指摘されているのです。その理由は、日本は米を主食とする米食文化の国であること、また、そばやうどん、ラーメンなどの麺類も常食する民族であることなどが炭水化物過多の原因として挙げられています。
炭水化物は1日の総摂取カロリーに対して50%~60%程度が適量とされています。1日に必要な炭水化物の量は職業や運動をしているかどうかによっても変わってきますが、成人男性の場合1日に2,000~2,200kcalが必要ですので、その50%~60%にあたる250g~300g程度の糖質を摂ることが大切です。これはご飯(炊いた状態)に直すと1日あたり700g~800g程度になります。女性の場合は1日の推奨摂取カロリーが1,400~2,000kcalのため、210g~250gの糖質(ご飯に直すと1日で600g~700g程度)を摂ることが望ましいです。

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たんぱく質や脂質も忘れずに摂取

日本人はご飯や麺類などの炭水化物を食べすぎてしまう傾向にあることがわかっています。それに対して肉や魚などにふくまれるたんぱく質はアメリカ人などの欧米人よりも少なく、脂質は戦後は非常に少ない状態でしたが今は飽食の時代ということもあってか1日に摂取する脂質の量は日本人は上がり続けていることが明らかになっています。
たんぱく質の必要摂取量は男女によっても異なりますが、成人男性で1日最低50g、成人女性では40gが必要最低量になります。脂質については成人男性で1日最低50g、成人女性で40gとたんぱく質とほぼ同じ分量の脂質を摂ることが推奨されています。